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このままじゃ安心して子育てできない…小児科医確保へ、志布志市が最大1億円の開設支援金

 鹿児島県志布志市は、住民が安心して子育てできる環境を整えるため、小児科開設を支援する最大1億円の補助金制度を立ち上げた。大崎町も小児科・内科を対象に同様の制度を開始。両市町や近隣自治体で小児科や医療機関の閉院が相次いでいることが背景にあり、医師確保へ向けた県内初の取り組みとなる。

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鹿児島のニュース

ここならじっくり選べる…長島の「制服バンク」が移転、土日も利用可能に

 長島町が町立小中学校の制服や体操服などを集め、リユース(再利用)希望者に無償提供する「制服バンク」が今春、移転拡充した。日本マンダリンセンター(鷹巣)の空きフロアを使い、回収期間も延長。「人目を気にせずじっくり選べる」と好評だ。

農作物を守れ…有害鳥獣の捕獲技術アップへ、志布志市が研修会を初企画

 イノシシやタヌキ、アナグマなど有害鳥獣の捕獲技術の向上を目指し、志布志市は「有害鳥獣捕獲現地研修会」を14日、同市有明で初めて開いた。新人やベテランの猟友会会員20人がわなの仕掛け方を学び、情報交換した。

国民スポーツ大会、意義はあるが財政的に…最後の国体開催の鹿児島県・塩田知事「地元負担見直しを」

 鹿児島県の塩田康一知事は19日の定例会見で、存廃の議論が起きている国民スポーツ大会(旧国民体育大会)について、「地元の財政的な負担が大きい。見直しの議論をすべきだ」と語った。大会の開催には「スポーツ振興として意義がある。地域にも元気を与える」と理解を示した。

「問題意識はあるがどうすれば防げるのか…」 1年間で現職警官が3人逮捕された鹿児島県警、監察トップは…

 女性への不同意わいせつ容疑で鹿児島県警本部公安課課長補佐の男(51)が逮捕された18日、牛垣誠首席監察官が記者説明の場で県民に謝罪した。「個人の資質では済まされない。組織の問題もあると感じている。特効薬はなく粘り強く再発防止に取り組む」と、度重なる現職警察官の逮捕に声を落とした。

宿題未提出を怒鳴られた中3が自殺…安全配慮義務違反で訴えた遺族、市は「重大な悪質性ない」と反論

 鹿児島市の公立中学3年の男子生徒=当時(15)=が2018年9月、学校で個別指導を受けた後に自殺し、生徒の遺族が市に約6580万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が18日、鹿児島地裁(前原栄智裁判長)であった。市側は書面で、個別指導が安全配慮義務違反だとする遺族側の主張に反論した。

こちら#373

4月18日 11:45
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